障害年金を申請するには納付要件や認定日などありますが、要件の基準となる「初診日」があります。
 
では、もし初診日がはっきり分からなかったらどうしたらいいのでしょう？
 
先天性の知的障害の場合は出生日が初診日となりますが、
それ以外は医療機関で最初に受診した日になります。
でも、最初に受診してから長年かけて症状が悪化していき、
その後障害年金を申請することになったということもあるかと思います。
 
「初診日なんてかなり前のことだからはっきり覚えてないわ～」
という人も多いのでは？
むしろ、遠い過去であるほど覚えていない方が普通です。
 
まずは通院している医療機関に確認しましょう。
ただ、現在通院している医療機関の前に他の医療機関で受診したことがある場合など
現在の医療機関では初診日が分からない場合は
診察券や領収書・お薬手帳(薬袋でも)・健康診断の結果表など
とりあえず心当たりのある資料を何でも探してみましょう！
(スマホのスケジュール・写真・SNSなどでもなにか残っているかも？)
日にちは分からなくても受診した医療機関が特定できれば、
そこから初診日やそれ以前の他の医療機関の受診記録が判明したりすることもあります。
これらが判明したら「受診状況等証明書」という書類を医療機関で作成してもらいます。
 
受診した医療機関を遡って調べるなどちょっと大変かもしれませんが、
はっきりとした初診日がわからなくても
申請できる可能性はありますので諦めないでくださいね。